真山隼人でございます〜

プロフィール

浪曲師 真山隼人 MAYAMA HAYATO
2010(平成22)年
■  5月  真山広若(現・二代真山一郎)に十五歳で入門、平成生まれの浪曲師第1号となる
 
2011(平成23)年
■  5月  公益社団法人浪曲親友協会入会
■  10月  一心寺門前浪曲寄席にてデビュー
その後現役高校生浪曲師として数々の取材を受け引っ張りだこになり、この頃有頂天だったが数年でブームは去り現在に至る
 
2012(平成24)年
■  5月  国立文楽劇場「浪曲錬声会」初出演
■  7月  日本テレビ「the世界仰天ニュース」出演、中居正広さんより「工場長」のあだ名を賜る(笑)
■  7月  浅草木馬亭初出演
 
2013(平成25)年
■  4月  第12回三重県文化賞新人賞授賞
 
2014(平成26)年
■  8月  鈴鹿市の観光大使に就任
■  8月  初めて河内音頭の櫓に上がる、暫く夏場は音頭もやっていたが、すぐ嫌になり廃業
■  11月  NHK東西浪曲大会初出演、十代での出演は番組史上初めて
 
2015(平成27)年
■  6月  テレビ東京「カラオケバトル」出演、曲は歌謡浪曲「ヘビーローテーション」(AKB48)、クセの強さから一回戦で敗退
■  11月  真山一郎門下から真山誠太郎門下へ移籍
 
2016(平成28)年
■  2月  真山一門では実に31年ぶりとなる三味線浪曲を復活、以後曲師沢村さくらと二人三脚で舞台を務める
■  4月  百年長屋にてネタおろしの会「浪曲の小部屋」を始め、現在も月一開催
■  10月  NHKラジオ「浪曲十八番」初出演、以後年一回出演
 
2017年(平成29年)
■  5月  天満天神繁昌亭の人気公演「花詩歌タカラヅカ」初出演、以後メンバーに加入
    桂あやめ座長より「阿倍野こぶし」のジェンヌ名を賜る(ちなみに沢村さくらは 桜バチ花)
■  8月  天満天神繁昌亭昼席初出演。以後事あるごとに出演
■  11月  朝日新聞の人気連載「新編上方風流(かみがたぶり)」のメンバーに選ばれ、茂山童司(現 千之丞)と対談
    「浪曲は風前の灯」と表現した所各地よりお叱りをいただくが、我ながらその通りだと思う。以後メンバーの皆さんと親しくさせていただく
 
2018(平成30)年
■  4月  沢村豊子、玉川奈々福両師の口利きで関東の一般社団法人日本浪曲協会にも入会、一応客分扱い?
■  10月  大阪国立文楽劇場にて初の独演会を開催、以後年数回開催を目標にしている
■  11月  相愛大学の授業に出演。以後年一回
■  12月  第72回文化庁芸術祭大衆芸能部門新人賞授賞
 
2019(平成31)年
■  2月  国立文楽劇場「浪曲名人会」初出演、見事に玉砕
■  5月  国立演芸場初出演
■  10月  国立文楽劇場にて秋の独演会、関東より澤孝子師にお越しいただく
■  11月  浅草木馬亭にて初の独演会、以後年一回開催中
人気番組の笑点より出演依頼が来る、オーディションがわりに独演会を収録していった、あとは出演するだけの状態で連絡を待ってる(21年3月現在)
 
2020(令和2)年
■  1月  パルコプロデュース「阿呆浪士」に浪曲師役にて出演(1月東京新国立劇場、2月大阪森ノ宮ピロティホール)
■  3月  NHK総合「民謡魂」に出演。役名は東京から来た浪曲師(大阪から行ったけど)
■  4月  コロナウィルスというよくわからない疫病の為仕事が激減
    これを逆手にとり「超お手製CD」をなるものを発売、見事にヒットし第1弾から6段までで約1200枚を売り上げる
■  8月  沢村さくらの浪曲三味線教材DVDに節の見本で出演
    その後打ち上げにて大喧嘩となり後味の悪い一日となったが、DVDの出来はよく帳消しとなった
■  10月  古今亭志ん輔師による浅草演芸ホール余一会の演芸コンクール「かめちゃぶバラエティ」にて見事優勝
    賞金と大量の賞品を独り占めして帰る
 
2021(令和3)年
■  3月  コロナウィルスによる影響で相変わらず仕事がなく喘ぐ傍ら、
    此花千鳥亭にて落語講談浪曲のバラエティ席「水曜千鳥亭」が始まり、メンバーとして選ばれる、これ楽しい
たっぷり!!

演目一覧(ネタ帳)

忠臣蔵シリーズ

※真山といえば忠臣蔵でお馴染みです。
刃傷以前から切腹後日談まで取り扱っております。

◆  名刀稲荷丸(高山俊春・作)☆
◆  刃傷松の廊下(飯山栄浄・作)☆
◆  梶川屏風廻し
◆  萱野三平伝 冥土の早駕籠(室町京之介・作)
◆  ああ赤穂開城(山下辰三・作)
◆  血煙高田馬場(室町京之介・作)☆
◆  大石東下り〜竹林の粗忽☆
◆  大石東下り〜元禄秋晴れ街道(飯山栄浄・作)☆
◆  雪の夜ばなし大高源吾☆
◆  南部坂雪の別れ
◆  俵星玄蕃☆
◆  岡野金右衛門(芦川淳平・作)
◆  徂徠豆腐(池上勇・脚色)☆
◆  村上喜剣
◆  謎の花嫁(阪口三夢・脚色)
◆  元禄美少年 右衛門七とその妹(飯山栄浄・作)
武家もの
◆  西村権四郎☆
◆  柳田角之進
◆  岩見重太郎
◆  石田三成
◆  荒茶会
幕末もの
◆  新撰組 沖田総司哀史(室町京之介・作)☆
◆  炎の舞(村田吉三郎・作)
◆  嗚呼吉田松陰(山下辰三・作)
◆  維新の歌(室町京之介・作)
◆  有村治左衛門☆
◆  桜田門外余話 首護送(阪上仁三郎・作)☆
文芸もの
◆  鳥羽の恋塚〜袈裟と盛遠☆
◆  山月記(中島敦・原作、芦川淳平脚色)
◆  切支丹秘話 片割れ月(真木肇・作)☆
世話もの
◆  円山応挙の幽霊図☆
◆  裸の角左衛門☆
◆  善悪双葉の松(阪上仁三郎・作)☆
◆  越の海物語(室町京之介・脚色)
◆  荒神山こぼれ話(真木肇・作)
◆  日本銀次(室町京之介・脚色)
◆  藤十郎の恋
◆  淡島神社秘話 与之助鏡
◆  天下の糸平
◆  亀甲縞☆
◆  善悪二人小僧
観音丹次シリーズ
1話  丹次の生い立ち
2話  丹次と荒波
3話  無実の罪・上
4話  無実の罪・下
5話  丹次と小天狗
6話  丹次と花嫁
7話  火事場の仇討ち
8話  丹次とおりん
9話  大団円
水戸黄門シリーズ
◆  大坂の巻〜散財競争☆
◆  大坂の巻〜金賭け道場☆
◆  奥州相撲の巻
国友忠作品
◆  ぬれ手拭い☆
◆  狐絵師☆
◆  崖下の家
相馬大作シリーズ
1話  三次の生い立ち
2話  別当秀吉
3話  神宮寺川
4話  三次の山
5話  九十九里浜
6話  手紙読み
寛永三馬術シリーズ
◆  丸亀の巻
◆  大井川の巻
◆  越前の巻(内田八夢・作)
慶安太平記シリーズ
◆  由井正雪東下り
◆  磯端伴蔵道場破り
亀甲組シリーズ

※明治時代に行友李風によって書かれた新聞連載の浪曲版です。
関西鉄道建設の裏でやくざ土木の血で血を洗う戦いが繰り広げられる物語。

◆  男の嵐(房前智光・脚色)
◆  田村の義侠(芝清之・脚色)
◆  木辻の廓(房前智光・脚色)
紀伊國屋文左衛門シリーズ(高山俊春・作)
◆  船出の巻
◆  ふいご祭りの巻
◆  戻り船の巻
雨月物語シリーズ

※江戸時代の作家、上田秋成の同名作を浪曲化!
全九作を随時勉強中です。

◆  浅茅が宿(真木肇 脚色)☆
◆  仏法僧(行友李風 脚色)☆
新談

※明治以降の作品を「新もん」等といいます。

◆  伊藤博文 英国密航(小島美士五郎・作)☆
◆  改心亭〜山縣有朋夫人と三悪人(阪口三夢・脚色)☆
◆  ある日突然に〜原爆ゆるすまじ☆
◆  河内の次郎長(司太可志・作)
◆  西城秀樹物語(小塚類子・作)
◆  友情の翼〜エルトゥールル号の物語(芦川淳平・作)
自作

※自分でも浪曲(もどき)を書いてます。現代社会の葛藤を主なテーマとしてます。
一丁前にペンネームも「内田八夢」と名付けました(笑)

◆  ビデオ屋の暖簾☆
◆  うんこ1
◆  うんこ2
◆  また逢う日まで☆
◆  ふしのおにいさん〜おかあさんといっしょ外伝
◆  桜田門外って変?
◆  沢村さくら物語
◆  サイゼリアとか来る?
◆  落語風浪曲 二人そば
◆  落語風浪曲 饅頭怖い
◆  ああ大黒屋光太夫

※その他、折々の事を綴ったエッセイ浪曲やお客様にその場でお題をいただき即興で作る三題噺、CM浪曲等手広く作っております。

演歌浪曲

※真山一郎譲りのオーケストラ浪曲「演歌浪曲」も勿論やっております。
男の世界を歌い上げるこれぞ真山浪曲の決定版です。

◆  刃傷松の廊下(飯山栄浄・作 西脇功・音楽)
◆  番場の忠太郎(長谷川伸・原作 飯山栄浄・脚色 鈴木英明・音楽)
◆  萱野三平伝 冥土の早駕籠(室町京之介・作 鈴木英明・音楽)
◆  俵星玄蕃(室町京之介・作 鈴木英明・音楽)
◆  武蔵坊弁慶(山下辰三・作 鈴木英明・音楽)
◆  山本五十六(飯山栄浄・作 鈴木英明・音楽)
◆  落城の舞(飯山栄浄・作 鈴木英明・音楽)
◆  嗚呼吉田松陰(山下辰三・作 鈴木英明・音楽)
◆  反乱 ああ大塩平八郎(山下辰三・作 西脇功・音楽)
◆  亀甲組涙の関西鉄道(司太可志・作 鈴木英明・音楽)
◆  雨月物語 浅茅が宿(上田秋成・作 真木肇・脚色 鈴木英明・音楽)
◆  尾崎咢堂伝 嵐の中の日本(飯山栄浄・作 鈴木英明・音楽)
◆  維新の歌(室町京之介・作 鈴木英明・音楽)
◆  日本の妻(新野新・作 西脇功・音楽)
◆  北方の故郷(司太可志・作 西脇功・音楽)
いよっ!お楽しみ。

主な活動

台本の新旧を問わず現代性のある作品を、明るく楽しくカジュアルに、をモットーとして手掛けております。
既存の浪曲のほか、台本の掘り起こしや自作浪曲にも力を入れております。
浪曲の手法を使ってさまざまの表現に挑戦していますので、ぜひ一度ご覧ください。

いつもの口演
  • ・浪曲の小部屋
  • 毎月、百年長屋で開催しているネタおろしの勉強会です。書き下ろしで上演している「エッセイ浪曲」は、タイムリーで面白いと好評をいただいています。ネタ下ろしより、こっちが目当てだったりして!?
  • ・独演会
  • 年に数回、国立文楽劇場や十三シアターセブン、浅草木馬亭(東京)などで独演会を開催しています。豪華ゲストをお願いしたり、ゲストなしで連続読みをしたり、毎回趣向を凝らしています。
  • ・一心寺門前浪曲寄席
  • 毎月第1もしくは第2土〜月曜日に行われる、浪曲親友協会主催の公演です。4人の浪曲師が演目を変えて三日間出演します。隼人は1年に2〜3回程度出演しています。
たとえば
  • 一代記や商品のC M等、どんなものでも浪曲にいたします。三題噺ならぬ三題浪曲もいたします。
  • ・滋賀近江米みずかがみのC M浪曲(平成27年八日市市にて)
  • ・即興浪曲 (平成○年「東西浪曲特選・冬」N H K―Eテレにて)
     やらせなし、ぶっつけ本番の二題浪曲を披露した
  • ・沢村さくら物語
  • ・大好きな宝塚歌劇を取り上げた天満天神繁昌亭の人気公演「花詩歌タカラヅカ」では、カットする幕のあらすじを浪曲にしたてて時間短縮に貢献し、メンバーの皆さまから大絶賛
または

浪曲って何?という疑問にお応えすべく、よりわかりやすい解説「浪曲レクチャー」も手がけております。
これを聞けばあなたも明日から浪曲通?鑑賞が楽しくなること間違いなしです!
ワッハ上方でのワークショップ、国立演芸場でのワークショップ、相愛大学での講義、
パシフィックビーナス船上にて、大阪市中央区イベント、本願寺のワークショップ、ラジオ等々・・・
これまでに幾度となく行なっております。

そして

浪曲界では若きマニアとして通っている隼人です。
古い浪曲の音源や映像、台本、ポスター、番付、系図、チラシ、雑誌(月刊浪曲全号等)、書籍などの資料を幅広く所有しています。
新たに収集もしており、浪曲について疑問等ありましたら、何なりとご連絡ください。

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