1974年4月8日生まれ。山形県出身。
千葉大学在学中より浪曲に興味を持ち、2000年3月に曲師沢村豊子に弟子入り。同年11月浅草木馬亭「国友忠の会」で初舞台を踏む。東京で活動していたが、2005年に大阪へ住まいを移し、以後は関西を中心に活動する。
2015年4月、2016年5月には、一日に3カ所で浪曲公演を行う「あべの浪曲フェス」を主催。
2015年からは、曲師にスポットをあてた「曲師の会」を主催。大阪だけではなく、東京、京都、名古屋でも開催し、年に3〜4回のペースで開催している。
2016年1月2月「沢村豊子・さくら曲師の親子会」を大丸心斎橋劇場(大阪)と浅草木馬亭(東京)で開催しいずれも満席の盛況。
2016年からは毎年、相愛大学人文学部公開授業「大阪文化特殊講義」のゲストとして浪曲三味線について講演している。
2016年12月 高槻現代劇場主催公演「沢村さくらの世界」では、コンテンポラリーダンスとコラボレーションするなど、浪曲三味線の可能性を感じさせた。
2017年「小林正明写真展 日日是浪曲ー曲師さくらの世界」が東京・大阪・名古屋のキャノンギャラリーにて開催され、同名の写真集が発売された。
2018年12月からは「浪曲三味線ワークショップ」を主宰し、2019年12月には発表会を行った。常時10名以上が通う人気教室となっている。
2020年には「沢村さくらの浪曲三味線教材DVD」を販売。
関東、関西両方の浪曲を弾き、ベテランから若手まで多くの浪曲師の曲師を務め、各劇場、テレビ「NHK浪曲特選」「生活笑百科」、ラジオ「NHK浪曲十八番」など出演多数。
2021年「第十八回 上方の舞台裏方大賞」受賞。
2021年「令和二年度 大阪文化祭奨励賞」受賞。